国際金融の舞台で長らく英語を使って仕事をしてきました。その経験を活かして、2011年からは英語講師にキャリアチェンジし、計5000人の社会人、学生に研修や授業を通じてビジネスコミュニケーションのあり方、求められる英語力の鍛え方を伝えてきました。私の伝え方は、「自分の持っている英語知識を最大限活かせば、新たなことを覚えなくても、仕事をこなすために必要な英語力は身につけることができる」という信念に基づいています。

企業活動が世界規模になる一方で、国内経済は少子高齢化で縮小傾向。こうした中、かつては「国際部門」に勤める人たちだけに求められていた英語力が、今より多くの人に求められつつあります。企業の規模にもあまり関係がありません。

そうした中、ビジネスコミュニケーションでは大きな変化が過去20〜30年の内に起こっています。

まず、Eメールがビジネスコミュニケーションの中心的ツールになってきたこと。今一つは、英語が国際間ビジネスにおいての世界共通語としての地位を確固としたものにしたことです。この2つの接点にある英語で交わす英文ビジネスEメールが、重要性をグングン増しています。

こうした環境下、われわれ日本人にとってのグッド・ニュースは、求められる英語がより平易なものになりつつあることです。ビジネスの世界で英語が共通化した結果、英語非母語話者間の英語でのコミュニケーションが劇的に増加したことが背景にあります。したがって、仕事で使う英語は、「仕事を完了する」という目的達成のために最低限のものでまずよいという考え方が広がってきています。ネイティブレベルを目指す必要は、とりあえずありません。これまであなたが持っていた英語知識をフルに活用すれば、十分に仕事で通用する英語の使い手になれます。

私の教えてきた英文ビジネスEメールの講座では、多くの人の英語アレルギーや英文Eメールライティングアレルギーが軽減されてきました。多くの人たちが、「書くのが怖い」から「書いてみようかな」「これなら書けるかも」に変化しています。彼ら彼女らに伝えてきたノウハウを、この講座でぜひ吸収し、明日からの仕事に活かしてください。受講お待ちしています。

戸田博之略歴

広島県出身。学生時代に、カリフォルニア大学サンタバーバラ校に留学。1980年に東北大学法学部卒業後、住友銀行(現三井住友銀行)入行。1996年までの16年間で国際関連業務に13年(含海外ベルギー、米国駐在)。後ニューヨークで独立後帰国。米国系資産運用会社、米国系保険会社に勤務の後、2011年に金融業界を退きビジネス英語講師に。英語教育のノウハウを得るため東京大学大学院で修士号取得。引続き博士課程にてビジネス英語研究を続ける。国際金融業界での経験と大学院での研究の成果を研修や大学での教育に活かしている。現在オフィス エイ・エイチ代表、早稲田大学、明治大学、法政大学、東京医療保健大学英語講師。


コースカリキュラム


  セクション1:はじめに
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  セクション2:Eメールを書く前に-Eメールコミュニケーションが目指すもの
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  セクション3:秘訣その2 まず1通完成させるために
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  セクション4:秘訣その3 スムーズに書き始めるために
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  セクション5:秘訣その4(仕事を進めやすくするために-パラグラフライティングと箇条書き)
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  セクション6:秘訣その5(速く書いて残業をなくすために)
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  おわりに
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